お金持ちになるためには何をしたらいいか
多くの人はお金持ちになりたいですよね。
お金があったら毎日外食したり、値段で買うの諦めたりすることなくなる!
お金はなんぼあってもいいですからねえ!!🤑
お金持ちになりたい人は多くても、お金持ちになる方法を知り実際に行動している人は多くありません。
親がお金持ち社長で毎月100万くらいおこづかいもらっているとかなら何もしなあっくてもお金持ちになるのですが、人生そこまで甘くないですよね、、、
お金持ちと言ったら思い浮かべるのは誰かいますか?
投資家のウォーレンバフェット?テスラのイーロンマスク?はたまた日本が誇るYouTuberヒカキン?
身の回りにお金持ちがいなくても、リーズナブルな著書から彼らの思考や行動を学ぶことができます。
そこで今回は投資家のロバート・キヨサキ著のベストセラー「金持ち父さん貧乏父さん」を読んだ感想を書いていこうと思います。
ぜひ楽しんで見て行ってくださいね。
「金持ち父さん貧乏父さん」の概要
【基本情報】
- 著者:ロバート・キヨサキ
- 定価:1600円+税
- 発行年月:2013年11月(改訂版)
- 頁数:262
- 出版:筑摩書房
【目次】
- はじめに 金持ち父さんと貧乏父さん
- (第一の教え)金持ちはお金のためには働かない
- (第二の教え)お金の流れの読み方を学ぶ
- (第三の教え)自分のビジネスを持つ
- (第四の教え)会社を作って節税する
- (第五の教え)金持ちはお金を作り出す
- (第六の教え)お金のためではなく学ぶために働く
- (実践その一)まず五つの障害を乗り越えよう
- (実践その二)スタートを切るための十のステップ
- (実践その三)具体的な行動を始めるためのヒント
- おわりに 経済的自由を手に入れるには
メインの登場人物は主人公(第一の教え時点で9歳)、親友マイク(同じく9歳)、実の父(貧乏父さん)とマイクの父(金持ち父さん)となっています。
複雑な家庭で主人公のお父さんが二人いるというわけではなく、実の父とお金に関する教えをもらったマイクの父が金持ち父さん貧乏父さんです。
金持ち父さんと貧乏父さんが教えてくれることは正反対で主人公は悩みます。
主人公とマイクは将来お金に困りたくない・お金持ちになりたいとの思いから、金持ち父さんの教えを受けていくことを決意します。
結果主人公もマイクもお金持ちとなり、47歳でFIRE(経済的自由)状態となりました。
本書では金持ち父さんが教えてくれたこと、教えを受けて主人公が実際に行動・体験したことが具体的に書かれています。
第一~六の教えでは金持ち父さんから実際に教わった金持ちになる考え方、実践その一~三では実際にお金持ちになりたい人がやるべきことが書かれています。
また本書は改訂版で初版は2000年から発売されており、累計は430万部を超えるベストセラーです。
頁数の割にかなり読みごたえがある印象でした。
著者の紹介(ロバート・キヨサキ)
- 名前:ロバート・キヨサキ(日本名は清崎徹)
- 生誕:1947年4月8日(75歳)
- 出身:アメリカハワイ州
- 略歴:日系4世アメリカ人。大学卒業後に海兵隊へ入隊しベトナム戦争へ出征。その後ゼロックス社へ就職するが、1977年からいくつか会社を設立。1994年にビジネスから引退。1997年に「金持ち父さん貧乏父さん」を執筆。
肩書としてはアメリカの実業家、投資家、作家に当たります。
キヨサキという名前の通り日系のアメリカ人の方です。見た目日本人っぽいですもんね。
金持ち父さんの教えから自分のビジネスを持ち、投資としてはメインが不動産を好んでいます。
不動産と言えばアメリカで有名な人はドナルド・トランプ元大統領ですが、なんと共著の書籍も出版していました。
興味があるのでいつか近いうちに読みたいと思います。
また特筆すべきは47歳でのFIREですね。
文面ではビジネス界からの引退が47歳とのことだったので、FIREに必要な資産はもっと早い段階から手にしていたと思われます。
書籍以外にもお金の勉強をゲームでできるようにと、「キャッシュフロー」というボードゲームも世に広めています。
少し値段は高いですが、どんなものか見てみるだけでもいいかもしれませんね。
読んだ感想・ポイントまとめ
幼少期の行動力とお金の教育
主人公とマイクがお金を作るために金持ち父さんのもとで学ぼうと行動し始めたのがなんと9歳、早すぎます、、、
大人でもここまで行動力を持てる人は少ないのではないでしょうか。
幼少期時代は第一の教えの時だけですが、読みながら自分も幼い主人公視点で金持ち父さんの意図をくみ取ろうとしますがなかなかすぐには理解できませんでした。
そのくらい考えさせられました。
また本書と同じように、早いうちに親から子供へのお金の教育が大事だと思います。
どうしても親は自分の経験談や一般常識的な考え(いい大学に行って公務員になれなど)しか言わない人が多いですよね。
ちなみに私も幼い時からいい大学に行き公務員になれと言われ続けていました。
(今思うと完全に貧乏父さんと一緒だなと感じます。)
もちろん1つの進む道として悪くはありませんが、マネーリテラシーの有無で進む道の選択も進んだ後も大きく変わります。
将来お金に困る生活をしたくない、そのために何をしたらいいか考えられることが大事ですね。
常識が崩される
とにかくお金に関する教育がいかに学校で習わないかがわかりました。
親が教えてくれるか自分から学びに行かなければ、何も考えずに学校を卒業した後企業に就職、定年まで労働という道しか見えないですね。自分もそうでした。
そこで常識が崩れたポイントを3つ紹介します。
1つ目は「お金のために働くのではなくお金に働かせる」です。
これは本書で本当の資産として具体的に7つ挙げられており、
- 自分が尾の場にいなくても収入を生み出すビジネス
- 株
- 債券
- 収入を生む不動産
- 手形、借用証書
- 音楽、書籍などの著作権、特許権
- その他、価値のあるもの、収入を生み出すもの、市場価値のある物品など
とあります。いかにこれらを持つかがお金持ちになれるかどうかというわけですね。
株についてはこちらの記事も見てみてくださいね↓
2つ目は「一生懸命働くのが正義じゃない」です。
事実定年まで働いて常にお金に苦労する人が多いですからね。
低水準の安定を求めてはいけない、変化を恐れてはいけないといいうわけですね。
もちろんリスクとリターンと相談ですが、まず始めは知識をつけようと行動することが先決ですね。
3つ目は「会社員が一番税金取られている」です。
会社員には経費がないので税金対策の術が少ないんですよね。
マイクロ法人なんて言葉も聞いたことがあるのではないでしょうか。
税金対策のために会社を設立することがお金持ちになる近道とあります。
もちろん自分のビジネスがないとできません。すぐにはできませんが考えていきたいですね。
会社員が今すぐやること
詳しくは実践の書に書いてることですが、私に当てはめてすぐやろうと思ったことを3つ紹介します。
1つ目は「簿記3級を取る」です。
本書でも財務諸表がたびたび登場し、キャッシュフローを改善するように勧められています。
資産を買えるよう勉強するために、また誰もが持っている大きな資産の頭脳に投資するために取ろうと決めました。
調べてみたら基本いつでも試験やってそうなので、12月か1月の取得を目標に勉強していこうかなと思います!(10月にとある試験の受験が控えているため)
2つ目は「自分に対する支払いを先に済ませる」です。
借金返済等支払いをしなければいけないというプレッシャーを利用するのが効果的とあります。
会社員は給料が入った後すぐに家賃や車などのローン返済、公共料金の支払いをまず済ませますが、これらの支払いで満足していては永遠に資産が増えません。
もちろん支払いを滞らせたらダメなので、資産を増やしつつ必死に返済できる状況を作らなければいけませんね。
3つ目は「教えよさらば与えられんの精神を忘れない」です。
もらうことばかりを考えていると自分よがりになってしまいがちです。
まずは相手が欲しているものを与える、そうするといづれ自分に返ってきます。
みんなに優しくしろなどは教えられがちですが、ビジネスも同じですね。
忘れがちでなので常に心にとめるよう意識したいです。
最後に
本書を読んだからお金持ちにすぐなるかと言ったらそんなわけはありません。
また手取り足取り具体的にどうすれば金持ちになれるかは教えられません。
それは意地悪ではなく人によって状況や資金力が違うからです。著者の通りやろうと思ってもできないのと同じです。
ただし学べることはかなり多かったですし考え方も変わってきた気がします。
できる範囲で真似していけばお金持ちに近づいていけるはずですからね。
正直この本は一回読んだくらいで本当に理解して落とし込むことが難しいと思うのであと何回か読んでみようと思います。
本書は不動産投資について多く書かれているのが印象的で、自分は面倒だからやらないと決めつけていましたが少し興味が出てきました。
株は買いっぱなしですがやってるので続けつつ、不動産についても調べていきたいと思います。
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