導入
皆さんは論理的に話すことができているでしょうか?
ビジネスパーソンであれば取引先や上司などに対して、論理的に(≒わかりやすく)話すことが求められます。学生であれば面接や発表で必要になると思います。
私自身論理的に話すことがかなり苦手で、上司への報告が回りくどく長引いたり聞き返されたりすることが多く、悩んでいました。
そんな私が「すぐできる!論理的な話し方 大嶋友秀 著」を読んだ感想を記していきます。
ぜひご覧ください!
「すぐできる!論理的な話し方」の概要
この本では論理的な話し方(主にPREP法)について詳しく書かれています。
PREP法とは
- Point(結論)
- Reason(理由)
- Example(裏付け)
- Point(まとめ)
の4段構成で話をまとめる方法のことです。
また中身は第1章~第7章に分かれており、それぞれの内容は
- 第1章.論理的な話の組み立て方(←PREP法わかりやすいよ)
- 第2章.相手に伝わりやすい話し方の基本(←わかりやすく話すポイント)
- 第3章.〈論理的な話し方のコツ1〉要点から先に伝える(←最初のPの解説)
- 第4章.〈論理的な話し方のコツ2〉理由を添えて説明する(←Rの解説)
- 第5章.〈論理的な話し方のコツ3〉事例やデータで根拠を示す(←Eの解説)
- 第6章.〈論理的な話し方のコツ4〉用汚点を繰り返して最後に示す(←最後のPの解説)
- 第7章.PREP法でプレゼン力をアップさせよう!(←PREP法+箇条書き法を使ったプレゼン)
となっています。
論理的に話すためには基本的にPREPの型枠に従って構成し、本書内の細かなテクニック(多くあるため割愛するが、例としては一文を短くする、なぜなら/例えば等の接続詞を意識的に使用するなど)を意識しながら話すことが効果的だとしています。
また本書は全147ページ、イラストもそこそこあり、失敗例と改善例が多く登場、都度まとめがあるなど難しそうな議題がとても読みやすく書かれています。
感想
読む前のイメージ
論理的な話し方とは一体、、、
知っていたことは「結論から話せ!」「話したいことは3つあります。1つ目は~」くらいでした。
また論理的と見た時点で難しそう、苦手かもと思っていました。
ぶっちゃけ今まで悩むことはあっても意識して直そうと思ったことはありませんでした笑
社会人でもこんな感じの人は多いのではないでしょうか??
読んだ第一印象
とにかく例文が多くて読みやすい!
体感としては2ページに1回例文と改善例が出てきました。実際の例文で示されるとどこを直せばいいのかわかるのでいいですね。
小説的な本というよりかは問題集のようなイメージに近いかもしれません。
あまり長い本を読むのが得意ではない、手っ取り早く論理的な話し方を学びたいという方にはお勧めだと思います。
論理的な話し方はすぐできそうか
本題のすぐできるのか?についてPREP法で記してみます、、、
結論、多少はできそう!(P)
理由としては2つあり、1.ちょっと意識するだけで改善するポイントがいくつもあること、2.話しながら考えてまとめるには慣れが必要であることが挙げられます!(R)
ちょっとした改善ポイントの例としては、具体的な数字(データ、実例)を使う、文を短くまとめるなどがありました。また慣れるためには日頃から要点をまとめる練習(決断力をつける)をしたり、理由や例を相手にとって一番効果的なものを選択できるほどの選択肢を生み出す練習をしたりする必要がありそうです。(E)
よってすぐ完璧に論理的な話し方をすることは難しいですが意識することで改善します!(P)
いかがでしたでしょうか。
記述した通りどうしても慣れる必要はあるため、まずは行動に移してみないといけませんね!
それでは!
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