閉幕を迎えた2025年の大阪・関西万博ですが、駆け込みで10月に夫婦で行ってきました。
しかもチケットだけ予約してあとは完全にノープラン。
何も考えずに行ってみましたが制約はあるものの楽しめたので、レポートとして簡単に書いておこうと思います。
少しボリューム少なめですが、少しでも万博感を味わっていただければ嬉しいです。
タイトルの通りトータルの待ち時間がえぐい!
大阪万博概要

2025年大阪・関西万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、世界中の知恵と技術を集めて未来社会を共創する国際博覧会です。
開催期間は2025年4月13日から10月13日まで、会場は大阪市の夢洲です。
- 名称:2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)
- 開催期間:2025年4月13日(日)〜10月13日(月)(184日間)
- 開催地:大阪府大阪市夢洲(ゆめしま)地区
- 主催:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
- SDGsやSociety 5.0の実現に向けた取り組み
- 先端技術の展示:AI、バイオテクノロジー、カーボンニュートラル、デジタル化など
- 多様な文化交流:世界各国のパビリオンやイベントを通じて異文化理解を促進
- 経済効果:約2兆円の経済波及効果が見込まれており、地域経済や中小企業の活性化にも貢献
- 世界最大級の木造建築「大屋根リング」 直径約2kmの巨大な木造構造物。空中回廊として会場をつなぎ、夜間ライトアップも幻想的。
- 国際パビリオン巡り 世界各国が独自のテーマで展示。文化・技術・SDGsの取り組みを体感。
- 未来の食体験ゾーン サステナブルフードやフードテックを活用した新しい食文化を体験。
- ライブパフォーマンス&ショー 音楽・ダンス・光の演出など、万博ならではのエンタメが充実。
- 公式キャラクター「ミャクミャク」:グッズやフォトスポットも人気
大阪・関西万博レポート
入場の段階で大混雑
私は車で向かいましたが、西ゲートの駐車場が約7,000円と超高価のため、大阪府内の注射上に止めて東ゲートから入場しました。
12:00入場のチケットなので、11:30頃到着。
あとあと調べてみると西ゲートの方がスムーズみたいですね…

夢洲駅は天井が低い!

駅の時点ですごい人ですが、外へ出る直前の階段も圧巻。

外には国旗がズラリと並んでおり、一番前には日本!
柵でグネグネに道が制限されていて、入場ゲートは見えているのになかなかたどりつきません。
しかも正午で快晴だったのでカンカン照りですごく暑かったです。もう10月なのに!
入場ゲートは空港の手荷物検査のようにX線で荷物を流して、金属探知機?で人がゲートを通る仕組みとなってました。
ゲートは10個以上ありましたが、この人数のためゲート直前はかなり詰まっていました。
結局入場するまで1時間ちょっとかかりました。しんどい。

入場すると早速ミャクミャク象が!女将ポーズ(笑)

ちなみに後ろ姿はこんな感じ。尻尾にも目があるのね。

そして話題の大屋根リング!外形675mの超巨大木造建築物。

中から撮るとこんな感じ。一面木!
大屋根リング見るだけで万博に来たって感じがします。
ちなみに一時期問題になってた蚊柱みたいなのは全然見当たりませんでした。10月だしさすがに消えたか。

神秘的なシカのオブジェ。万博内は不思議な建造贓物もオブジェも多いから写真いっぱい撮ってしまう。
トルコ館

無料で入れるパビリオンはいくつもあるのですが、どこも大行列。
とりあえず目に入ったところに行ってみようと思い、トルコ館の列に並びました。

1時間弱くらいかかりましたが無事入場。

壁には月と太陽の映像。

真ん中には浮いている巨大で立体的な月と太陽。

少し進むと壁一面にトルコの歴史に関する映像が流されてました。

さらに奥に行くと遺跡を模したような場所があり、抜けると売店がありました。
工芸品の皿や壺、キーホルダーなど売られていました。
雰囲気は楽しめましたが、滞在時間で行くとかなり一瞬。
正直並ぶ時間を考えるとうーんという感じ。
入り口横にはトルコ料理を売っているキッチンカーが停まっており、トルコアイスが魅力的でしたがここも長蛇の列で辞めときました…
大阪のれん巡りで軽食
昼前にご飯は食べていたのでそこまでお腹は空いてませんでしたが軽食タイム。
サスティナブルフードコートというところで「大阪のれん巡り」と称していろいろお店が出ていました。

入り口には青森のねぶた!
青森だとねぶた期間中もお店とかにも展示されたりと、青森県民からすると見慣れている物の地元のものが見れて嬉しい気持ちになります。

ここで長時間並んだ疲れを癒そうと、デザートで限定のEXPOソフトとミャクミャク焼きを注文。
席も予約してないので近くの立ちテーブルで済ませました。

万博カラーのソフトとつぶつぶですが、結構うまい!
ストロベリーとソーダ味で、つぶつぶは表面は弾力がありプチっとはじけて甘い中身が飛び出します。楽しい。

続いてミャクミャク焼き3個セット。
指くらいの大きさしかなくびっくりするほどお手頃サイズ(笑)
中身は特になくタイ焼きの中身無しを食べてる感じ。
…シェアしやすくていいね(笑)
ミャクミャクくじ
軽食を済ませた後はミャクミャクくじを引きに行きました。

東ゲートとは反対方向の西ゲート近くのためかなり歩いていきましたが、とんでもない行列ができてました。
ここが今回一番並んだ場所で、1時間半並びました…

行列に並んでいる最中にアナウンスが入り、空飛ぶ車(ほぼヘリコプター)が頭上を飛んでいきました。
車とは何なのか考えさせられますね(笑)
2050年には空飛ぶ車が普及する時代が来ると言われてますし、未来が楽しみですね!

中に入るとミャクミャクくじの券を購入するレジへ行きます。
くじは1回2,200円で一人一回限定、ハズレ無し。
3等はミニぬいぐるみ、2等は中ぬいぐるみ、1等は超BIGぬいぐるみ!

もらった券はこんな感じ。夫婦で2回。

よく見るくじが暴れてるバルーンの中に手を入れて引くタイプ。

結果は2人とも3等でした~
可愛いからよし!

ちなみにくじの場所を出たあたりにはミャクミャクが動いてました(笑)
花火・水上ショー・ドローンショー
そんなに見て回ってないですがこの時点で夕暮れ。
遅くなる前にお土産を買っておこうと思い西ゲート近くのショップでお買い物。
(写真撮るの忘れましたが、30分くらい並び、お菓子やキーホルダーなど買ってきました。)

お土産ショップを出た後にはすっかり暗くなり、花火の時間が始まっていました。

すこし見える位置まで移動し見てましたが、花火大会と比べるとかなりあっという間に終わった印象です。
今年花火大会行ってなかったから、少しでも見れてよかった!

そのあとは少し時間を空けて水上ショー(アオと夜の虹のパレード)を見るため大屋根リングの上に登って見ました。
ココで失敗。ショーの右側面から見たのですが、ほぼ水しぶき上に映し出される映像が見えない!!あと音声も聞えない…
正面から見えるよう計算されているので、私がいた横からだと規則的な水しぶきや演出の炎が上がったという感じで、すごいけど悔しい~
正面の映像がYoutubeに上がってましたが、横から見えないわけです(笑)
水上ショーが終わるとすぐ今度はドローンショーが始まります。

1000機を超えるドローンを用いたショーですが、立体的に配置されている為3次元的な動きをして、光も明るくかなり見やすかったです。
ドローンって羽の音がうるさいイメージでしたが、今回は聞こえる者の気にならない程度でした。

強風などが吹くと中止になることもあるそうですが、今回は無事決行されてよかった。

この木が一番きれいだったかも。

最後は「One World. One Planet.」。万博を象徴するメッセージで終了しました。

ドローンでQRコード出してたの面白い発想。
将来、空中にも常に広告が出てる世の中になりそう!

最後に道案内までしてくれました(笑)
ドローンショーは特別な日にはまた別の演出があるようで、ミャクミャクが映し出されたことも。泣ける。
現代のテクノロジーの進化を感じました!
英国館

最後に閉館直前でどこか空いてないか探してたら、英国パビリオンが空いてて滑り込みで入ることが出来ました。

英国パビリオンは体験型で、映像を観てイギリスの歴史を学びつつ新しい発想を生み出し続けることをメッセージとされていました。

時間は約20分!

場所を移動しながら、PIXというブロック型の案内役の解説で進んでいきます。


中にはちょっとしたゲームもあり、飽きないような工夫がされてて思ったより楽しい!
空が飛ぶ自動車があれば、もっともっと美味しいお酒があれば、という夢を追い求め続けることで現実になっていく!みたいなイメージだったと思います。(笑)
映像を全て観終わるとショップに繋がっており、そこには英国のキャラクターやお土産などが売られていました。(数は少な目)
2Fにはあの世界的に有名なジョニーウォーカーのウイスキーバーがありましたが、閉館ギリギリのため終わってしまってました…
まとめ

全く予約せずに大阪万博に行ってみましたが、待機時間は長かったもののパビリオンが2か所、くじも引いてショップで買い物もして、花火・水上ショー・ドローンショーと見ることが出来ました。
最初は否定的な意見も多かった万博ですが、独特な構造物や綺麗な演出など、現地でしか味わえないものがたくさんあり、行って大正解でした。
本音を言うと食べ物やパビリオンなど経験してないものが多すぎるので、何日も行きたかったですが、費用的にも予約的にも叶わなかったのが残念。
教訓としては何となく行ってみたいなーと思った初期に調べまくって予定を押さえることが大事ということ。
ちなみに私の会社も一部万博に協賛しているのですが、社内の人でも現地に行かなかった人が多かったです。
やらない後悔よりやって後悔!
数十年後の日本での万博も必ず行ってみようと思います。
万博に行った雰囲気が少しでも伝われば嬉しいです。


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