高配当株投資で不労所得を得よう!
みなさんこんにちは。
不労所得にあこがれているkyonです。
投資にはFXや不動産などいろいろありますが、代表的なものは株式投資ですよね。
中でも今回は日本の長期高配当株投資にフォーカスします。
今回は、「オートモードで月に18.5万円が入ってくるど素人サラリーマンが元手5万円スタートでできた!「高配当」株投資」(以下高配当株投資)をご紹介します。
株式投資に興味がある方はぜひ最後まで見てみてください。
「高配当株投資」の概要
【基本情報】
- 著者:長期株式投資
- 定価:1,500円+税
- 発行年月:2022年2月
- 頁数:246
- 出版:KADOKAWA
【目次】
- はじめに
- 第1章 市場にフルボッコされつつ、年間配当200万円超になるまで
- 第2章 リスク回避率を10倍上げる「3つの投資指標」
- 第3章 「長期保有に適した銘柄」をサクッと見抜く12ヵ条
- 第4章 否応なく投資を継続できる「仕組み作り」8つの掟
- 第5章 暴落を「数値化」してピンチをチャンスに変える技術
- 第6章 18年投資をしてたどりついた「死ぬまで持ちたい銘柄17」
- 第7章 もしも私が今、ゼロから配当投資をスタートするなら
- 第8章 最強の投資メンタルを作る「投資賢者の名言」
- 特別付録 ケース別で役立つ「思考の投資書籍10冊」
- おわりに
この本では著者が18年間実践している、日本の高配当株を長期保有するという投資手法について書かれています。
著者の投資遍歴が詳しく書かれているのは第1章のみで、あとは銘柄の選び方、手法、考え方が続きます。
投資の仕方も詳しく書かれているので、時間はかかりますが再現性が高い方法だと理解できます。
長期高配当株投資の手法は以下の通りです。
巻末には筆者おすすめの投資本も紹介されていました。
特にバビロン大富豪の教えはサクッと読めて内容も簡単なのでお勧めです。
著者の紹介(長期株式投資)
「日本の配当株」専門の現役サラリーマン投資家。
1977年、熊本県生まれ。2004年から株式投資を始める。「ハイリターン」「一攫千金」を求めて、新興市場にて個別銘柄の投資をするも、2006年、ライブドアショックで痛すぎる損失を経験。
以降、大型株へ投資対象をシフトするが、2008年、リーマンショックで含み損が600万円まで膨らみ「退場寸前」、殴られ放題の”サンドバック状態”となる。
しかし2009年、ポートフォリオを大型配当株メインにスイッチ。以降は、安定的に資産を増やし、2021年の税引き後の手取り配当額は、223万3199円と過去最高を更新。「どのような相場でも安定的に配当を受け取るには?」を日々模索し、2022年以降も記録更新を目指す。
近年は、計18年の投資生活で磨いた技術やノウハウをTwitterやブログにて配信、個人投資家のサポートにも尽力する。趣味は空手。好きな食べものは、妻の作ったオムライス。
オートモードで月に18.5万円が入ってくるど素人サラリーマンが元手5万円スタートでできた!「高配当」株投資
普通のサラリーマンでありながら、紆余曲折ありながらも配当金額が200万円以上も受け取るベテラン投資家です。
ブログやTwitterで購入した銘柄の報告や分析も定期的に発信しています。
感想
日本の長期高配当株投資の手法と魅力がわかる
最近は高配当というと米国株が人気ですよね。
ちなみに厚切りジェイソンさんはVTIというアメリカのインデックスファンドに投資していました。
このファンドは高配当ではないですが約1.5%の配当金が出ます。
米国株やインデックスファンドが人気の中、なぜわざわざ日本の長期高配当株投資をメインに行うのか。
その理由や著者の考え方が詳しく書かれています。
いくつか例を挙げると、グローバルな優良企業がしっかりある、税率が有利、株主優待という制度があるなどでした。
もちろん具体的な銘柄の選び方や、投資の方針も真似しやすく解説されています。
最低限見るべき指標はたった3つで、配当利回り、1株利益、株価収益率のみとしていました。
また指標以外だと企業の決算短信、IRなども確認するべきとありました。
単純な方法だと筆者は言うけど、やっぱり初心者には考えることと調べることが多いなぁ
何事もそうかもしれませんが、1番最初が1番大変ですね。
でもそこを乗り越えたら、コツコツと長期間買い増ししていき微調整していくだけです。
現在私kyonも参考にしながら2022年夏から高配当株投資をしており、着々と配当金を増やしています。
定期的に資産やポートフォリオも公開したいと考えてるのでお楽しみに。
知識もメンタルも大事
株の恐ろしさはなんと言っても暴落です。
株価が暴落すると、資産が大きく減ってしまうことと、配当金まで最悪なくなってしまうことがあります。
しかも暴落は数年おきに発生しており、もはや避けては通れません。
直近では2020年のコロナショックがありましたね。
そこで長期の分散投資が強みを発揮します。
市場は長い目で見れば右肩上がりに成長しており、一時的に下がってもいつか底をつき上がります。
初めに自分が納得できるよう調べた株は、基本的には手放さないのがこの長期高配当株の鉄則です。
でも暴落の先行きが見えないと、誰でも不安になり売ってしまいがちです。
この本では暴落に対する理解とメンタルについても力を入れていました。
先人の知恵をフルに使って、自分に合った投資をしていきたいですね。
著者の元手確保がすごい
第1章で著者の投資遍歴が詳しく書かれており、資産がどんどん増えていく様子がわかります。
しかもとんでもないスピードで、です。
本書では詳しく書かれていなかったのですが、投資する元手の確保がすごいなと思いました。
高配当株の利回りは大体4〜5%が現実的です。
複利でどんどん増えていくとしても、かなりの元手がないとこのスピードは無理だろうなと思います。
浪費する家庭ではないと書いていましたが、たくさん稼ぐ、節約するのも大事な要素ですね。
給料が入ったら投資資金をまず確保。
少額から時間をかけて早く始めることが、不労所得への第一歩ですね。
まとめ
今回は日本の長期高配当株についての本を紹介しました。
著者や市場の歴史を振り返って、なんとか自分でもできそうと思える内容じゃないかなと思います。
また長期株式投資さんは最近2冊目の著書を出しています。
タイトルは「半オートモードで月に23.5万円が入ってくる「超配当」株投資 日経平均リターンを3.86%上回った“割安買い”の極意」。
これまた長いタイトルですね笑
更にパワーアップした内容になっているようなので、高配当株投資をしている私は読まないわけにはいかない!
近々こちらも記事にしようと思います。
もし配当金や株主優待に興味がある人は、本書を読んでぜひ最初の一歩を踏み出してみてください。
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