劇場版『チェンソーマン レゼ篇』、2025年9月19日より公開されましたね。
私は原作はほぼ観ておらず、アニメだけ観てた勢なのですが、今回の映画はアニメの続きということで早速観に行きました。
結論、マジで面白かった!!!
伏線や元ネタなどまだまだ知らないことも多いですが、純粋に映画を観た大興奮の感想をお話ししたいと思います。
劇場版『チェンソーマン レゼ篇』のあらすじ

悪魔の心臓を持つ「チェンソーマン」となり、
STORY | 劇場版『チェンソーマン レゼ篇』公式サイト
公安対魔特異4課に所属するデビルハンターの少年・デンジ (戸谷菊之介)。
憧れのマキマ (楠木ともり)とのデートで浮かれている中、
急な雨に見舞われ、雨宿りしていると偶然“レゼ” (上田麗奈)という少女と出会った。
近所のカフェで働いているという彼女はデンジに優しく微笑み、
二人は急速に親密に。この出会いを境に、デンジの日常は変わり始めていく……
個人的感想
主題歌(IRIS OUT)と挿入歌(刃渡り2億センチ(全体推定70%解禁edit))が神
主題歌はアニメのOP「KICK BACK」と同様、米津玄師さんが担当しています。
曲名は「IRIS OUT」。
意味は「映画やテレビで使われる画面を円状に閉じていく演出」。
ボムの爆発時に一瞬白く溜めができるところや、デンジの急激に高まる恋心が込められていそうです。
予告の時点で何度も聞いていましたが、本当にテンションが上がるいい歌!中毒性高い!
歌詞はデンジの感情が直で伝わってきて、ちょっとバカっぽい感じや、アニメトラウマのゲロ、映画シーンで出てくる溺れやボムの弱点などかなり盛り込まれています。
また映画が始まるとすぐこの主題歌が流れたのですが、ポチタがダンスダンスレボリューションみたいな音ゲーをやってて可愛かった(笑)

海外の人の「IRIS OUT」のPVを観た反応動画があるのですが、一つだけこの曲の悪いところは短すぎることだ!って言ってて激しく同意。
海外の人の反応って体も感情もめいっぱい表現してくれてすごく笑顔になる。
あと合間合間にある「ボンッ」「バンッ」というボムも言葉も妖艶でかっこいい!
戦闘シーンではアニメ3話のED、マキシマムザホルモンの「刃渡り2億センチ」が再度流れました!
アニメの戦闘シーンでも挿入されていたし、狂ったような戦い方をするチェンソーマンにはぴったりな神曲!
血なまぐさいダークな世界観、激しい戦闘の疾走感、大活躍のキツネの悪魔のコンなどなど
しかもこれまでは1分半のアニメverしか公開されていなかったところ、全体推定70%解禁editとして続きが初めて公開されました。
なんや70%解禁って!まだFULL出ないんか!
今回公開された理由はレゼ篇の内容が歌詞に込められてたからとのこと。
ということは残りの30%はさらにチェンソーマンの先の話が盛り込まれた歌詞になってるのかな?
続きの歌詞を見ると、ボムの爆発音や黒板に書かれてた金玉、夜の学校でのひと時などあのシーンねって思うフレーズがありますね。
マキシマムザホルモンの曲はApple musicのようなサブスクでは配信されないという特徴があります。
だからまだ今回の70%解禁editは劇場でしか聞けません…
ちょっと気まずい?サービスカット多めのデートシーン…!

今回は年齢制限が付けられていない映画でしたが、なかなか際どいシーンも多かったかもしれません。
まずは軽めのマキマデートシーンから。
露出的なところはありませんが、映画デートが終わった後の心があるかといったところ。
デンジの旨に耳をつけて、鼓動の音(ポチタ?)を聞いたり、胸をツーっと触ったり。
振り返りざまの鋭さもあるマキマの独特な魅力が詰め込まれていました。これは気になってしまいます。
そして本題のレゼとの出会い、カフェデート、夜の学校デート、夏祭りデート。
特にヤバかったのは夜の学校のプールですよね。
びっくり!二人ともまさかの全裸!
さすがに局部は書かれてませんでしたが、プールの水にぬれた肌、泳ぐ姿などかなり目のやり場に困る!
デンジも大葛藤?の末、欲望に忠実にレゼといちゃいちゃしまくってましたね(笑)
途中途中台風の悪魔や殺し屋のシリアスシーンが挟まるものの、甘い青春アニメだったっけと錯覚します。
レゼのあの好意的積極的な姿を見せられたら、デンジじゃなくたって惚れちゃうよ!
そしてIRIS OUTのPVにも出てくるデンジの妄想シーン。
マキマとレゼ、追加でコベニや天使の悪魔、パワーの下着姿お色気シーンもやばかったですね…!
これは家族と見るのは気まずくてきつそう(笑)
あとボムの状態でもパンツ丸出しだしね。
映画映えするド迫力のバトル

チェンソーマンと言ったらド迫力のバトルシーンですよね。
ちょっとエッチなシーンなんて無かったかのように、全て上書きされるくらいもう凄かった!
特に今回の敵は爆弾を操るボムとスケールのでかい台風の悪魔。映画映えし過ぎます。
レゼがチョーカーのピンを抜いて頭を爆発させてボムに変身したり、遠隔で火花を出して爆発させたり、足を爆発させて空中を高速移動したり、やりたい放題。
しかもソ連の̻刺客として送られているので体術にも長けて正直勝てる未来が全然見えませんでした。
さらにコンビの台風の悪魔はとにかくでかい。ほんとよく勝てたな…
味方側のデンジはいつも通り狂気じみた笑いを浮かべて果敢に戦いますが、検討するもあまり勝てる未来が見えない。
そこで今回のMVPのサメの魔人、ビームです。
レゼに舌を噛み切られて戦闘が始まった瞬間、助けて逃げてくれたのはビームでした。
パワーが序盤に抜けたことで新たにデンジのバディとなったビームですが、最初っからチェンソー様!と従順。忠犬サメ公。
戦いのさなかビームの助言でチェンソーの歯の動きに合わせた高速移動を披露するかと思いきや、まさかのビームの口にチェンソーの歯を付けたジョッキースタイルに!
痛そうですが、この変な姿がやけにカッコよく、ビームのゴキブリみたいな動きも相まって大健闘しましたね。
さらにチェーンでビームをぶん回したり、ビームが身代わりになったり、ビームが大好きになりました。
※全然関係ない話ですが、9/19から始まったチェンソーマンの一番くじのラストワン賞がこのチェンソーマン&ビームのフィギュアでマジで欲しいんですが、もうどこにもくじが売ってません…
しかもフリマアプリを見ると3万円以上で取引されてるみたい。まじで欲しいなあ。
解説動画を見漁って知ったのですが、雨やスプリンクラーなど水にぬれることで爆発が不発に終わるなど明確な弱点として書かれているそうな。
なかなか言葉だけでは表し切るのが難しいですが、チェンソーマンvsボムのタイマン、天使の悪魔とアキのコンビ、コベニと暴力の魔人のコンビ?も最高でした。
笑えるコメディーシーン
アニメでもちょくちょくあるクスッと笑えるシーンが映画の中にもたびたびありましたね。
一番印象深いのはチェンソーマンが調教するビーム。チェンソー様の言うことは絶対!(笑)
序盤のパワーが血を吸い過ぎて4本角でいるシーンも面白かった。
デンジが募金をして花をもらったところ、その花をまさかのムシャリ。
しかもその花を電話ボックスに入ってきたレゼにプレゼント。本当に種も仕掛けもないやん(笑)
そして最後の最後にデンジとパワーがカフェで再開するとき、またデンジが花をムシャリしてましたね(笑)食うな(笑)
後はボムに速攻土下座するコベニ。殺されなくてよかった。ちゃんと時間稼ぎしててえらい。
暴力の魔人のコミカルな発言、ボムにマジ蹴り時に足がボコっとなってるところかっこよかった。効いてなかったけど。
あっけない最後と虚無感
勝てる見込みがなさそうなボムとの戦いですが、最終的にボムとチェンソーマンをチェーンでぐるぐる巻きにして海に沈んで戦闘終了。
さらに最後にカフェで再開しようとレゼが小道を走っている最中にマキマと天使の悪魔に倒されて本当にレゼは敗北しました。
これまでの壮大な戦闘シーンからするとかなりあっけない死亡で、モヤモヤとする視聴者も多いのではないでしょうか。
映画を観た他者の感想も見てみると、最後のあっけなさが残念と思っている人も多そうでした。
片腕をマキマに吹き飛ばされても、変身くらいできそうな感じがしましたが、絶対に勝てないと踏んでの諦めもあったのでしょうか。
そのままEDの「JANE DOE」が流れて、レゼとデンジの別れが示唆されます。辛い。
※ネットで初めて知ったんですが、OPのIRIS OUTのジャケットがレゼの上半身、EDのJANE DOEのジャケットがレゼの足になってて繋がっているようです。細かい!
スタッフロールが流れて劇場を出ていく人もいましたが、スタッフロールの後にパワー再開のシーンがありましたね。ちゃんと明転するまで立ち上がっちゃあかんですね。
レゼとデンジのハッピーエンドも見てみたかったですね…
まとめ
今回は劇場版『チェンソーマン レゼ篇』を観た感想を書いていきました。
大興奮の後の最後の虚無感、もう一度観たい!
しかも10/4からは4DXでも上映がされるようです。
私もいろんな考察を見たうえで観に行こうと思います。


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