収入を上げるには転職×副業だ
皆さんこんにちは。
お金はなんぼあってもいいし、誰しもがお金もっと欲しいと思っているkyonです。
サラリーマンってなかなか収入を上げるのって難しいですよね。
個人的には若いうちこそお金使いたいからいっぱい欲しいなあなんて考えたりもします。
今は副業ブームで、YouTubeやブログ、せどりやライターなどいろんな副業があります。
ただしこれらはまとまった金額が得られるまでに数年かかるのが当たり前。
そこですぐに収入を上げる方法が転職です。
実は私自身転職活動真っ最中です。
詳しい話は後日記事にしますので待っててくださいね。
副業や転職について考え、先人の知恵を借りようと本屋を物色。
するとまさにぴったりそうなタイトルの本を見つけました。
それが「転職と副業のかけ算」です。
今回は「転職と副業のかけ算」の紹介をしようと思います。
個人的にかなり勉強になり、既に3回読んでしまったくらいおすすめです。
「転職と副業のかけ算」の概要
【基本情報】
- 著者:moto(戸塚俊介)
- 定価:1,400円+税
- 発行年月:2019年8月
- 頁数:239
- 出版:扶桑社
【目次】
- 序章 「個人で稼ぐ」サラリーマンが本当の安定を手に入れる時代
- 第1章 年収240万円の地方ホームセンターを選んだ理由
- 第2章 地方ホームセンターやリクルートで学んだ「成果」に繋がる働き方
- 第3章 4度の転職で年収を上げ続けた「転職術」
- 第4章 本業を生かして稼ぐ「サラリーマンの副業」
- 第5章 生涯年収を最大化する生き方
この本では筆者の実体験を元に、サラリーマンが収入を最大化する転職と副業の実践方法が書かれており、累計10万部を達成しています。
特に特徴的なのは本職をないがしろにしない、本業ありきの副業や転職だというところです。
今サラリーマンとして働いているけど、もっと収入を増やしたいという方にうってつけの一冊です。
ちなみに著者本人が本の要約を書かれているので気になる方はそちらも見て見てくださいね。
著者の紹介(moto)
著者は新卒で大手IT企業から内定をもらうも地元のホームセンターに入社。
そこから複数回の転職によってキャリアを伸ばし、同時に副業も本業の経験を発信し、年収は本業1000万円+副業4000万円=合計5000万円を叩き出しています。
現在はmoto㈱とHIRED㈱の代表を務めています。
感想
全サラリーマンが読んで損はない
この本はあくまでサラリーマンとして働くことを前提として転職×副業で稼ぐ方法について書かれています。
なので副業を本業にしたい、会社で働きたくないという人には刺さらないかもしれません。
副業を本業にしたいと考えている方はこちらがおすすめです↓
ただ著者のキャリアモデルは普通のサラリーマンが年収をぐっと上げることができ、しかも具体的で真似しやすいです。
(もちろん結果を出す、継続するというストイックさは必要です)
簡単に方法を要約すると以下のようになります。
1.未来の自分を見据えて本業で結果を出す(自分の市場価値を高める)
2.転職活動は常に続ける(市場価値把握、軸ずらし転職で年収の高いところにアンテナを張る)
3.本業の経験ノウハウを副業で発信する(本業を副業に還元、さらに副業を本業に還元)
1〜3を並行することで本業と副業の最大化を図るという方法です。
世の中には仕事がたくさんあり、会社によっても異なります。
なので仕事についてネットで調べても欲しい情報が見つからないって言う経験はありませんか?
サラリーマンの経験は思っているよりも需要があります。
今サラリーマンの方はぜひ参考にしてやってみてください。
副業は本業の経験知見を発信がおすすめ
副業はした方がいいとはわかっていても、何をすればいいか悩みませんか?
本書では本業の経験や知見を発信するという副業をおすすめしています。
発信方法は初めはTwitterです。
主な目的は自己のブランド化です。
そのあとYouTubeやブログ、noteで発信を強化していきます。
ブログの発信方法についてはこちらの記事がおすすめです↓
そして他の方が言う発信方法と異なる点が、ずばり一球入魂です。
量産するのではなく、質の高い需要を満たすものを出していくということ。
みなさんの想像通り収益化にも広まるにもかなり時間はかかります。
そこで自分が他の人より優位性のある本業の知見を使うのです。
発信のために事前リサーチをしっかり行うことで、副業に力を注いでいるはずが本業でも成長できるという手法です。
副業という固定観念に縛られて、意外とこの発想はないという人も多いのではないでしょうか。
迷ったら本業の経験を副業で発信。まずはやってみよう!
(副業禁止で行動しないのはもったいない!)
転職活動のコツも詳しく書かれている
転職についてあまりいいイメージを持っていない方も中に入るのではないでしょうか。
例えば忙しいからできない、大企業だから将来安泰だし関係ない、自分にはスキルがないなどなど。
しかし今や転職は当たり前になりつつあり、定年までクビにならないとは限りません。
だとしたら転職を選択の一つとして持っておくことは重要ではないでしょうか。
転職サイトの選び方、転職の順序、面接で見られるポイントなどはサラリーマンは早めに知っておいた方がいいと感じました。
理由は転職したいと思ってからでは小手先のテクニックになり、成功率が低いからです。
予め転職活動のポイントを知っておくことで今の行動も変わります。
著者は年収240万の地方ホームセンターから転職を繰り返し広告ベンチャーで年収1000万を達成しています。
筆者の年収を上げる転職のコツは軸ずらし転職、つまり職種はあまり変えず高年収の業界へ転職していくというものでした。
業界によって平均年収は大きく異なるので、確かにこの方法では前職の経験も活かしつつ、ぐっと年収を上げられます。
著者の方法の他にも年収を上げる方法は存在し、昇進や業界のスペシャリストになるなどがあります。
自分に合った方法で年収をアップしていきましょう。
ただし自分の市場価値は常に把握しておいてくださいね。
転職活動(求人を見る、企業業界研究をする)を実際にしてみることでイメージが掴めてきます。
迷ったら気軽に一度転職エージェントに相談してみてください。
著者の圧倒的な行動力がすごい
読めば読むほど先を見据えて動くことが重要だと思わされました。
特に著者の行動が凄まじいです。
学生時代から転売でお金を稼ぐ経験をしていること、学歴フィルターを突破する企業へのアプローチ、会社での積極的な姿勢などなど。
多くの人は理想があっても、つらいから諦める、難しいから妥協する選択肢を取りがちです。
もちろん私自身もそうです。
でもやり方は意外と単純でやるかやらないかだなあと思いました。
例えば面接に受かるためにはどのような行動をとりますか?
企業が求めている実績、人材になればいいですよね。
つまりその実績や必要なスキルを日頃の生活から作ることに全力を注げばいいのです。
はたまた会社で実績を出すにはどのような行動をとりますか?
実績を出している人を真似る、自分から難易度の高い仕事を積極的に引き受ける方法が効果的です。
筆者のチャレンジ力や努力が、年収を上げることに成功している所以ですね。
とにかく自分の成長のために楽をしない!
筆者を見習って未来を見据えて行動しましょう!
結局は本業で結果を出すことに全力
本の中で出てくる重要な大前提として、本業で結果を出すことに全力を出しましょう。
著者のやり方は特に転職も副業も本業ありきで、相乗効果を生み出すというものです。
本業で結果を出さなければ転職も不利ですし、副業の発信内容も弱くなります。
しかも結果を出すといっても、自分の力で何を考えて行動したかが重要です。
どうしても会社に勤める人は、会社の看板を利用して仕事がスムーズに進んでいきます。
もちろん悪いことではないのですが、転職や副業では活きませんし、あなた個人の力ではありません。
筆者はサラリーマンとして働きつつも個人で稼ぐ力が重要だとしています。
会社への依存はこのご時世よくありません。
目の前のことに一生懸命になれる・会社を成長させられる人がどこにいても活躍できる人です。
同じ給料が出るならできるだけ仕事をしないというのは、会社に依存してしまっている状態です。
誰もが考えることだと思いますが、早めに改めることをおすすめしますよ。
会社での働き方についてはこちらの記事もおすすめです↓
今を頑張れる人が、転職先でも副業でも頑張れる人ですね!
まとめ
本書の内容は1つのキャリアモデルとしてよく理解できました。
中身としては転職に関する事項が7割、副業が3割くらいなイメージでした。
私自身この本を読んで仕事に対する意識が変わりましたし、転職活動も始めています。
いい大学に行って大きな会社に行けば安泰の時代ではありません。
長い長い社会人生活を豊かに過ごすために、個人の力をつけて考えて行動していきましょう。
この記事が少しでもあなたのお役に立てたら嬉しいです。
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