2025年のGWに人生初の海外、台湾旅行に夫婦で行ってきました。
3泊4日の旅行だったのですが、英語も苦手で初めてでいろんなところに行くのは不安だったので、1日は日本語対応のオプショナルツアーを事前に申し込みました。
それが台湾の有名観光地を押さえた、九份&十分&野柳オプショナルツアーです。
結論から言うとツアーガイドさんは優しく、ツアーも安全に過ごせてかなり楽しめたので大満足でした。
海外旅行でしかも海外のツアープランに申し込むのは分からないことが多いと思います。
そこで今回はツアー予約から実際のツアーの感想をご紹介します。
台湾でツアー申込を検討している方や、九份&十分&野柳オプショナルツアーがどんなものなのか興味がある人はぜひ見てみてください。
KKdayでのツアー予約
私は今回KKdayでツアーを予約したので、KKdayとツアー内容について紹介します。
KKdayとは?

KKdayは各国のさまざまなツアーを提供するサイト(会社)です。
2014年台湾創業の会社で、日本支社もあるためサイトは日本語対応となっています。
ツアーで調べるとHISやJTBなども出てきますが、今回はせっかく台湾に行くということでKKdayで予約しました。
予約は簡単で、申込したいツアーを選択して、クレジットカード決済するだけで完了です。
スマホアプリもあるので、いつでも自分のツアーがどんなプランになっているのか確認できます。
今回のツアー内容と金額

今回のツアー内容は以下の通りです。
コース名 | 台北発 九份 日帰り観光ツアー&十分ランタン飛ばし体験 日中 / 夜間コース 日本語の案内選択可(台湾) |
日中/夜間コース選択 | 夜間コース |
案内言語 | 日本語・中国語 |
九份でのお茶体験 | お茶とお茶菓子の体験付き |
人数 | 2人分 |
合計金額 | 13,024円 |
GW初めだったこと、お茶とお茶菓子体験を付けたこと、日本語対応ツアーにしたことによって普段よりも高めの金額になっています。
英語が話せる聞き取れる方、九份でお茶菓子体験をつけずとも自由に行動できる方は、もっと安く申し込めます。

ポケトークやスマホで翻訳出来るとはいえ、英語ができるとまだまだメリットが多いですね。
私が参加した夜間コースのタイムスケジュールは以下の通りです。(ざっくりです)
12:30 | 台北駅集合 |
13:30~14:30 | 野柳地質公園で観光 |
15:30~17:00 | 十分老街でランタン飛ばし体験 |
18:00~19:30 | 九份老街でお茶体験+自由行動 |
21:00 | 台北駅で解散 |
昼から夜までのプランですが、常に日本語対応の添乗員さんがますし、移動も観光バスで楽ちんでした。
ちなみにランタン飛ばし体験と野柳地質公園の入場は別途費用が必要です。

九份&十分&野柳ツアーの感想
ここからはツアーの感想を正直に書いていきます。
台北駅に集合

残念ながら当日は雨でした…仕方なし。12:30に台北駅に集合だったので向かいました。
10分前には着き、KKDayの水色の旗を持ったツアーガイドさんが数人と、同じくツアーに同行する参加者の集団が見えたので、難なく合流出来ました。
参加者は多分20人くらいで、ほぼ日本人でした。いたるところから日本語が聞こえる(笑)
ちなみに他のツアー会社の旗を持った団体も近くにいくつかいました。自分の申し込んだツアー会社を間違えないように!
ツアーガイドの方は日本語も英語も中国語も話せる優しいおばさまで、日本語で予約確認をしてくれました。
ツアー参加者が全員集まったことを確認すると、観光バスに乗り込みます。
日本語だし全部お任せなので本当に楽ちんです。
野柳地質公園で観光

ツアーの初めは野柳地質公園に行きました。
ここは細長い有料の公園なのですが、クイーンズヘッドという不思議な形の岩が有名な観光スポットです。

着くとツアーガイドさんが入場料80元を集めて手続きしてもらい、自由行動時間になります。
変な岩達は1962年ごろの断裂によってヒビが入り、風化や海でヒビ部分が侵食されて根元が削られてできています。

また見た目から蜂の巣岩やマリーンバード岩など名前がついています。

なかでも目玉のクイーンズヘッドはエリザベス女王の頭部に見えることから名付けられました。
首元が細く侵食されているのが特徴で、あと数年でポキっと折れて見られなくなるとも言われています。

なのでここの岩だけ撮影するために行列ができていました。
もちろん列に並んで写真撮影。

足元は凸凹で雨の日なのもあり、歩くのは結構神経使いました。メインの通り以外は整備されてない。
割と自由に動き回れるのですが、足元を見ると化石もたくさん転がっています。

あとはカップル向けですが真ん中が空いた岩なんかもあり、撮影してる人も多かったです。

1時間くらい滞在して、次の観光スポットへ向かいます。
十分老街でランタン飛ばし体験

次に訪れたのは十分老街で、人気のランタン飛ばし体験をしてきました。
SNSではきらびやかなランタン飛ばしのところしか映りませんが、かなり古びた建物が多い場所でした。
飛ばすランタンの色や数などは予めバスの中で選択でき、色の意味も見てじっくり決めることができました。

ちなみに自分達はピンク、黄色、緑、赤を選択。
着くとまずは工房のようなところに案内されます。
指定した色のランタンの紙が吊るされていて、墨のついた筆で願いを書いていきました。

性格が出るところですが、書く願いは考えてなかったので、かなり悩んで時間がかかってしまいました笑
ランタンの4面にそれぞれ願いを書いたら、飛ばす場所へ持っていき準備をします。
ランタンを飛ばす場所は何と線路上で、電車が通ったら現地の人に指示され飛ばしていきます。
しかも電車は遮断器などなく、すぐ近くを通る為結構怖い!海外って感じがしました。

電車が過ぎると線路上に案内され、現地の人の指示でとにかく写真を撮ってくれます。
しかもいろんなポーズの指定もしてくれ、さすがに慣れてるなと思いました(笑)
書いた願いや写真の一部を乗せておきます。




一通り写真を撮ったらいよいよ飛ばす段階に入ります。気球部分に火を付けて、せーので手を放して飛ばします。

めったにできない貴重な体験ができて大満足でした。
ちなみにバスを止めるところからランタンを飛ばすところまで少し距離があるのですが、ちょっとした屋台が並んでいました。
小腹がすいたのでガイドさんにオススメされたサツマイモボールとタピオカを食べ飲み歩きしました。


九分老街の阿妹茶楼でお茶とお茶菓子の体験&心宇食堂で晩御飯

最後に向かった場所は九分老街です。
かなり広い場所で道が入り組んでいるので、あらかじめバスの中でガイドさんお手製の地図を頂いてました。助かる。

ここはもともと金鉱山として栄えた場所のようで、提灯がいたるところにかかっていたり建物も所狭しと並び高低差もあったりと、かなりきれいな夜景が見られることで有名です。
千と千尋の神隠しの世界に似ていると話題になっていますが、似てるだけでモデルは全然別のようです。
とにかく人がたくさんいるし雨で傘をさしていることもあって、通路がかなり混雑して通りにくかったです。

あまりにも混む観光スポットのため、スリもあるからかばんは前に抱えて持つようにガイドさんにアドバイスをもらっていました。
(ちなみにスリをよくする人は現地の台湾人ではなく、中〇人や韓〇人が多いそうです…カバンをナイフで切って中身を盗むんだとか…)
一角には金鉱山で働く人の銅像も見られました。

今回はツアー申込時に阿妹茶楼でのお茶とお茶菓子の体験も追加していたので、まずは阿妹茶楼に向かいました。

ツアー参加者のうち自分たち含めて10人くらいの人が対象で、夜景の見える位置へ案内されました。

肝心の夜景はというと、雨で全体的に曇ってて良く分かりませんでした(笑)残念。

席に着くと4種類のお茶菓子と、台湾産の高山茶を楽しみました。
店員さんがカタコトの日本語でお茶の入れ方のパフォーマンスとレクチャーをしてくれ、2杯目以降はセルフとなります。

家で暖かいお茶を飲むことが無いので新鮮で、いい香りでした。
特にお茶菓子の丸っこい梅?のお菓子が甘酸っぱくて美味しかったです。買いたいくらい。
またツアー特典なのかポストカードも頂けました。

お茶体験が終わった後は自由時間なのですが、少しお腹がすいたのでルーローハンを食べに心宇食堂に行きました。


ここでルーローハンと牛肉麺、台湾ビールを注文。
どれも油が多くてうまい!

あとは台湾料理あるあるですが、独特なスパイシーな香りが目立ちます。八角でしょうか?
お腹いっぱいになってぶらぶら散策していたのですが、常に出店がズラリと並んでいて、夜市同様臭豆腐の異臭がところどころ漂ってきます。まじテロ。
たくさん見て回ってましたが特に何か買うこともなく、集合場所へ向かい九分老街を後にしました。
台北駅に戻ってきたのは21:00頃。
これにてツアー終了となりました。
まとめ

午後半日かけての台湾観光地巡りツアーでしたが、心ゆくまで遊びつくせました!
もちろんバスなど乗り継いで自分たちで回ることもできますが、現地の人たちの交渉や事前の注意事項、時間管理なども考えるとツアーにしてよかったと思います。
正直ツアー料金は少ししますが、せっかくの海外旅行ならいい思い出が残るように申し込んでみてはいかがでしょうか。
台湾オプショナルツアーの内容が少しでも参考になれば幸いです。

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